村上春樹と同じ時代を生きることの意味について

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
を４月１２日に発売する村上春樹。

彼と同じ時代を生き、
次々と出版される新作を読めることってものすごく幸福だ、
と、個人的には思っています。

私個人は「文豪」というと、
まず夏目漱石や芥川龍之介、
古くは紫式部とか近松門左衛門とか、
まあそういった人物を思い浮かべるわけですが、
村上春樹もまた、彼らと同列の評価を後世の人々から与えられるはずだ、
と思うわけです。

そんな私は学生の頃、漱石の小説にハマっていたのですが、
明治時代の日本人に対して、
「こんな作品をリアルタイムで読めて、羨ましいなあ」
と、ある種の嫉妬すら覚えていました。

しかし考えてみれば、
私たちだって村上春樹という日本の文学史上屈指の大作家と
同じ時代を生きているんです。
その偶然性は、その幸福は、
決してお金には換えられないくらい貴重だと思います。

それなのに、ハードカバーは高いから買いたくないとか、
いつか図書館で借りて読めばいいやとか、
そういう風に思ってしまうのは、
ものすごく人生を損していると言えるのではないでしょうか。

この贅沢な幸福感を、４月に味わうかどうか。
選ぶのはあなたです。


Amazonで今すぐ予約する＞＞

タグ：夏目漱石 芥川龍之介 紫式部 近松門左衛門 ハードカバー 幸福 意味

村上春樹の新作は文芸春秋から長いタイトルで発売、内容は不明

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の発売元は、文芸春秋。

意外なことに、村上春樹の新しい長編小説を刊行するのは
これが初めてなんだそうです。

確かに、村上作品と言えば講談社と新潮社のイメージが強いですよね。
どういう経緯で文芸春秋になったのかはまだ分かりませんが、
数年後にこの作品が文庫化される際には、
まずは文春文庫から出るということになるんでしょうかね。

でも、何年先になるか分からない文庫なんて待ってられない！
すぐに読みたい！
早く村上ワールドに浸りたい！
売り切れる前に手に入れておきたい！

・・・・という方は、



Amazonで予約！

タグ：文庫 新潮社 講談社 文春 文芸春秋

【村上春樹の新刊】Amazonランキングは意外な結果に？

村上春樹の新作タイトルは、
発表直後から大きなニュースになりました。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

ただでさえ彼の新作は待ち望んでいる人が多かった上、
ちょっと意味不明なタイトルですからね。
＜多崎つくる＞とか＜巡礼＞って何なんだ？何を意味しているんだ？
と、話題にする人が多いのも頷けます。

ところでこの本、日本の流通業界を一変させたAmazonのランキングでは
現在、どんな順位にいるのでしょうか。

昨日から予約注文が出来るようになったばかりですし、
実際の発売はまだ１ヶ月近く先のことです。
店頭に並び始めてから買おう、と思っている人も多いかも知れません。

今の時点で出回っているベストセラー本も無数にあるわけですから、
せいぜい１００位くらいでしょうか。
それとも、１０００位にも入っていないのでしょうか。

私の予想は、ピタリと当たっていました。
この「順位」こそが、
「村上春樹の新刊を今すぐにでも手にしたい人の数」
をそのまま意味しているんですね。

あなたも、その一人かも知れません。



『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』のランキングを確認＞＞

タグ：Amazon ランキング 順位 ベストセラー 村上春樹 新刊 新作 アマゾン